ZOZOテクノロジーズ、東京大学、細尾が
テキスタイルの意匠面の開拓に挑戦

ZOZOテクノロジーズは、東京大学大学院情報学環の筧康明研究室細尾と共に、伝統工芸と先端テクノロジーを組み合わせたテキスタイルの開発に関する共同研究を開始した。

この共同研究は、ZOZOテクノロジーズが有するファッションや先端マテリアル、テクノロジーとファッションに関する知見と、筧康明准教授の研究グループの素材やテクノロジーを活用したインタラクション技術と体験デザインのノウハウ、そして伝統的な西陣織の老舗である細尾の3社の強みを生かした取り組みを行うもの。

西陣織は、長い歴史の中で獲得された洗練された意匠と高度な織技法を有しており、多様な素材や構造を掛け合わせていくことが可能。この西陣織をベースにしながら、環境変化やコンピュータによる制御に応じて動的に意匠や特性を変化させることができる新規の機能性テキスタイルを開発するそうだ。

そして、テキスタイルのもたらす機能に対して意匠を両立させることや、新しい機能を用いることで可能になる意匠の開拓に挑戦。機能と意匠が相互に連関する形での発展を具現化することで、スマートテキスタイルの私たちの生活へのさらなる普及を目指すとしている。End