おなじみの交通安全標識「とびだしとび太」の
滋賀県「ヤンマーミュージアム」バージョンが公開

▲ 交通安全標識「とびだしとび太」ヤンマーミュージアムバージョン

ヤンマーホールディングスが滋賀県長浜市で運営するヤンマーミュージアムは、2020年9月21日(月)から9月30日(水)まで実施される秋の全国交通安全運動にあわせて、滋賀県で誕生した交通安全標識「とびだしとび太」のヤンマーミュージアムバージョンを製作し、地元自治会に寄贈した。

「とびだしとび太」は、国内の車の普及に伴い交通事故の発生が増加してきたことを受け、1973年に滋賀県旧八日市市(現・東近江市)から相談を受けた看板製作業の久田工芸がデザインと製作を行った交通安全標識。滋賀県を中心に、交通安全を願う人々と地域の団体などが設置してきた。

そして、このたび製作したヤンマーミュージアムバージョンは、2019年にリニューアルしたヤン坊マー坊の衣装と髪型をモチーフにヤンマーがデザイン画を作成し、「とびだしとび太」の生みの親である久田工芸に製作を依頼。

▲ 地元幼稚園前への設置の様子

ヤンマーミュージアム近隣地域の北国街道は、かつての城下町で道幅が狭く、車や歩行者の見通しが悪い交差点が点在しており、とび出し事故の発生件数が多い地域だという。そこで同館は、近隣地域の交通安全に貢献したいという想いから寄贈を決定したそうだ。

長浜警察署交通課からのアドバイスをもとに、JR長浜駅からヤンマーミュージアムまでの道のり約1kmの区間で、見通しが悪い交差点などを中心に計14箇所設置。今後、秋の全国交通安全運動期間の終了後も近隣地域で引き続き設置し活用される予定だ。End