▲神宮通公園トイレ（デザイン・安藤忠雄）　撮影：永禮賢

このサイトでもすでにお伝えしたとおり、日本財団は、誰もが快適に使用できる公共トイレ17カ所を設置するプロジェクト「THE TOKYO TOILET」を東京都渋谷区の協力を得て実施しており、2020年は全７カ所を完成、供用を開始した。2021年夏までには17カ所全てが完成予定だ。

▲代々木深町小公園トイレ（デザイン・坂茂）　撮影：永禮賢

▲はるのおがわコミュニティパークトイレ（デザイン・坂茂）　撮影：永禮賢

プロジェクトでは、建築家の坂茂、槇文彦、安藤忠雄、伊東豊雄らが参画し、性別、年齢、障害を問わず、誰もが快適に使用できる公共トイレを設置する。優れたデザイン・クリエイティブの力で、インクルーシブな社会のあり方を広く提案・発信していく。

▲恵比寿公園トイレ（デザイン・片山正通・ワンダーウォール）　撮影：永禮賢

▲恵比寿東公園トイレ（デザイン・槇文彦）　撮影：永禮賢

完成・供用を開始したのは、はるのおがわコミュニティパークトイレ（坂茂）、代々木深町小公園トイレ（坂茂）、恵比寿公園トイレ（片山正通・ワンダーウォール）、恵比寿東公園トイレ（槇文彦）、東三丁目公衆トイレ（田村奈穂）、西原一丁目公園トイレ（坂倉竹之助）、神宮通公園トイレ（安藤忠雄）の7カ所。

▲西原一丁目公園トイレ（デザイン・坂倉竹之助）　撮影：永禮賢

▲東三丁目公衆トイレ（デザイン・田村奈穂）　撮影：永禮賢

トイレの設計施工には大和ハウス工業、トイレの現状調査や設置機器・レイアウトの提案にはTOTOが協力している。