瀬戸内アートコレクティブ、築50年の金庫屋をリノベーションした空間に
アーティスト藏本秀彦の展覧会を開催

瀬戸内アートコレクティブは、築50年の金庫屋をリノベーションした香川県高松市のKinco. hostel + cafe 2階の展示スペースにて、2020年10月10日(土)から 11月13日(金)まで、藏本秀彦の展覧会「たゆたう海に降る雨。そして光」を開催する。

藏本は、高松工芸高校で教鞭を取りながらアーティストとして活動。2011年の大震災、その後の突発的な災害や社会の変動、今回のコロナ禍など、予期できない事象のなかで生き、美術に何ができるのかという問いを思考し続けている。

同展では震災以降の風化しつつある記憶を、当事者として心に留めておくことをテーマに作品を発表。現代を生きるアーティストが今を見つめ、創り出す作品には、未来への示唆が含まれているという。

瀬戸内アートコレクティブは、同イベントのサイトで「私たちは今、孤立や対立が深まる世界に生きているが、アートはこのような問題をすぐに解決へと導くものではない。しかしそれでも、私たちを世界に、お互いに、私たちが会うことも知ることもできなかった他者へと繋げる力をアートが持っている」と語っている。End

藏本秀彦展「たゆたう海に降る雨。そして光」

会期
2020年10月10日(土)~11月13日(金)
10:00~18:00 入場無料
会場
Kinco. hostel + cafe 2階 展示スペース
詳細
https://www.setocole.com/exhibition-kuramoto?lang=ja