マイアミの体験型アートセンター「Superblue Miami」
オープニング展にチームラボが大規模な作品を披露

アート集団 チームラボは、アーティストのジェームズ・タレル(James Turrell)およびエス・デブリン(Es Devlin)とともに、米フロリダ州マイアミの新たな体験型アートセンター「Superblue Miami」のオープニング展に参加することを発表した。

Superblue Miamiは、メガギャラリー「ペース」による新アート事業「Superblue」が展開する施設。Superblueは、体験型アート展の企画・プロデュース・拡散を目的とした新たなアートプロジェクトで、体験型アートの概念を拡張するアーティストたちの実践の場となる。

▲ Superblue Miami rendering. Photo: Moris Moreno

そして、「Every Wall is a Door」と題されたこのオープニング展は、2020年12月22日(火)に開幕。いずれの作品も2022年まで長期的に展示される予定だ。

憑依する滝、Transcending Boundaries / Universe of Water Particles, Transcending Boundaries
teamLab, 2017, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi

花と人、コントロールできないけれども、共に生きる – Transcending Boundaries, A Whole Year per Hour / Flowers and People, Cannot be Controlled but Live Together – Transcending Boundaries, A Whole Year per Hour
teamLab, 2017, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi

増殖する無量の生命 – A Whole Year per Year / Proliferating Immense Life – A Whole Year per Year
teamLab, 2020, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi

チームラボは、独自の展示コンセプト「teamLab: Between Life and Non-Life」(生命と非生命の間、という意味)のもと、生命と非生命の間の曖昧さ、人と自然の関係性を問う複数の作品を展示。

生命は生命の力で生きている / Life Survives by the Power of Life
teamLab, 2020 (work in progress), Digital Work, 60 min (loop), Calligraphy: Sisyu

また、ジェームズ・タレルは光を用いた没入的な代表作《Ganzfeld》を、エス・デブリンは新しい没入型の空間作品を展示することにしている。End