バング&オルフセン、アイコニックなターンテーブル
Beogram 4000c をリニューアル発売

バング&オルフセン(Bang & Olufsen)は、アイコニックなターンテーブルのリニューアルモデル「Beogram 4000c Recreated Limited Edition」を公開した。

ブランド95周年を記念するもので、95台限定生産。価格は10,000ユーロ(約124万円)で、2020年10月12日(月)より世界中のBang&Olufsen一部店舗にて披露され、10月19日(月)より購入可能となる。

同ブランドの新しいイニシアチブ「Classics」の第1弾として、1970年代の初頭に発売されたターンテーブルを再生。クラシックなプロダクトを蘇らせ、再解釈を施すことで、バング&オルフセンの時代を超越したサウンドやデザイン、クラフトマンシップを際立たせている。

今回、Beogram 4000シリーズのターンテーブル95台を、およそ50年前に最初に製造された施設であるデンマーク・ストルーアの工場に持ち込み、熟練のエンジニアチームが分解・検査。汚れをていねいに落とし、必要なパーツを付け加えて、長年にわたり使うことができる。

オリジナルの外観や手触り感は残しつつ、アルミニウムは暖かみのあるシャンパンカラーとし、表面は磨き仕上げとアルマイト処理によりかすかな輝きを放っているという。

また、新たに手作業によるオーク無垢材のフレームを取り付け、見た目の暖かみはさらに向上。新しいダストカバーはターンテーブルを保護するとともに、室内のエレガントなオブジェクトにもなるそうだ。

このイニシアチブを率いるMads Kogsgaard Hansen氏は「家電業界では、ほとんどの製品は使い捨てだと考えていますが、当社では時間を経ても使えるように設計しています。私たちからすれば、こうしたことがブランドの差別化につながりますし、それを体現しているのがBeogram 4000cで、私たちが将来にわたって築き上げたいものでもあるのです」と語っている。End