資生堂、吉岡徳仁が手がけたパブリックアート「光の結晶」を
東京メトロ銀座線銀座駅に寄贈

資生堂は、創業の地である東京・銀座の魅力的な街づくりへの貢献とアートを通じて美を世界へ発信することを目的に、2020年10月16日(金)に東京メトロ銀座線の銀座駅にパブリックアート作品「光の結晶」を寄贈することを発表した。

「光の結晶」は、特殊なファセットを施した636個のクリスタルガラスを集積した光の彫刻。世界的なアーティスト・吉岡徳仁が制作を手がけ、作品の輝きを設計する際に世界地図を用いることで、光で世界を表現する構成となっている。

また、クリスタルガラスより放たれた無数の光彩はひとつの巨大な光となり、その光には「地球に生きるものとして世界がひとつになる」という平和への願いが込められているそうで、街を行き交う人々に輝きを与え、銀座駅の新しいシンボルとなることを目指している。

▲ 吉岡徳仁

なお、東京メトロでは、ゆとりと潤いのある文化的空間の創造を目的に、駅の新設やリニューアルに合わせてパブリックアートの設置を推進している。今回リニューアルを実施する銀座線の5駅(京橋駅、銀座駅、虎ノ門駅、青山一丁目駅、外苑前駅)にパブリックアートが設置されることになっている。End