NEWS | サウンド
2020.10.28 16:30
ヤマハは、言葉をメロディにのせて会話するコミュニケーションロボット「Charlie(チャーリー)」のプロトタイプを開発した。2020年10月27日(火)より公式ウェブサイトで公開している。
Charlieは、歌でユーザーとコミュニケーションをとる「うたロボ」で、仕事もプライベートも充実させたい働く女性を対象している。
同社が持つボーカロイド技術や自動作曲技術等を活用し、ユーザーが話しかけると、ミュージカルのように「おはよう」や「ありがとう」等の言葉はもちろん、普段の相談事や雑談等もメロディにのせて返答する。
ユーザーの問いかけに素直に答えるだけでなく、時には前向きにユーモアを交えたりしながら、自らの意思を持って返答する。また、人が近づくと、自発的に話しかけることもある。
Charlieが発する言葉の内容と、約30種の音楽ジャンルに基づいた曲調は連動しており、例えば明るく楽しい雰囲気の会話ではアップテンポのポップス、のんびりとした会話ではスローテンポのボサノバ調など、言葉と曲調で感情を表現するそうだ。
今後モニターなどでさらに開発を進め、2021年春の発売を目指すとしている。