実店舗とECサイトを融合する
プロトタイプ「GROWND」が東京・日本橋にオープン

空間設計・デザインを手がけるNODは、期間限定で新しい食文化や人々の繋がりを育む場をつくるプロジェクト「GROWND」を発表した。

最初の取り組みとして、三井不動産が所有する1棟ビルと空き地を活用した「GROWND – nihonbashi –」を2020年12月に東京・日本橋にてオープンする。先行チケットなどを販売するクラウドファンディングも開始した。

この新プロジェクトは、リアルとデジタルを融合させた次世代における「場」のプロトタイプを実装し、都市の余白から新しい体験や文化を生み出すことを目指すもの。

期間限定の「遊休不動産」を活用して、連動する実空間およびECサイトと最短1ヶ月からの自由な契約形態により、アイデアを実装しやすい環境を設計、街に新旧が交差する賑わいをつくり出すという。

実店舗とオンライン販売のどちらでも楽しめるよう、飲食店と食品製造のどちらも兼ね備えた「工房一体型飲食店」を設計。お店の席数や集客に依存しない、店舗の在り方を実装していくそうだ。

また、「GROWND – nihonbashi -」ビルの向かいにある空き地をオープンスペースとして活用。「GROWND PARK」として飲食店のテラス席として活用したり、マルシェや展示会などのポップアップを開催する予定だ。End

▲ GROWND PARK