若林佛具製作所が新しいお線香のスタイルを提案
香りを捧げる「hito/toki」

若林佛具製作所は、祈りの場に欠かせないお線香を現代のライフスタイルに合わせた、香りの新ブランド「hito/toki(ひととき)」を発表した。火を使わないディフューザーと従来のお線香の2 タイプを、それぞれ香り3種で展開する。

従来の火を使わないお線香は電気式が一般的だが、味気なさを感じるともされる。そして、「献香」として必要不可欠な「香り」が出ないものもあるという。

そこで同社では、香りを捧げるときに、たんに香りを発散させるだけではなく、一連の所作を大切な要素と考えて「hito/toki」を開発。

お線香タイプは9cm の短寸のものを用意。燃焼時間が短いので、ゆっくり時間が取れないときやふと手が空いた時間でも使いやすいという。

また、ディフューザータイプは、リードスティックの先端を芳香液に浸し、香立に立てることで香りを発散。お線香に火を灯して香りをくゆらせるという所作を、リードスティックを芳香液に浸すことに置き換えて、火を使わない新しいお線香のカタチとして提案している。

心を落ち着かせる時間を演出する香りは、「YASURAGI(やすらぎ)」「SESERAGI(せせらぎ)」「KOMOREBI(こもれび)」の3種を展開。毎日のお勤めやルームフレグランスとしても利用できるように、日常生活にも調和する香りになっているそうだ。End

▲「YASURAGI(やすらぎ)」

▲「SESERAGI(せせらぎ)」

▲「KOMOREBI(こもれび)」