YOYがラドーの代表格の時計を
アンデジタルに表現

スイス時計ブランドのラドーは、小野直紀と山本侑樹が2011年に設立したデザインスタジオ「YOY(ヨイ)」により、代表格の時計をこれまでにないコンテンポラリーに仕立てた「True Square Undigital Automatic(トゥルー スクエア アンデジタル オートマティック)」を発表した。

True Square Undigital Automaticは、デジタル時計の表示形式である7セグメントディスプレイを用い、針を使ってアナログの世界観を表現。

さらに、スクエア型のセラミックス素材の柔らかな印象という、いずれも1980年代当時に近未来的なデザインだったものをYOYは敢えて取り入れることで、「クリエイティブ」であり、「クレバー(巧い)」であり、「ユーモアたっぷり」な時計として、新たな解釈を表現した。

オートマティック自体がアート作品であるだけでなく、サスティナビリティの点からも、完全にアン(非)デジタルである現代のムーブメントによって駆動される。

ケースとブレスレットには、耐傷性に優れた素材「ハイテクセラミックス」を使用。モノブロック構造でありながら、わずか9.6 mmと超薄型を実現し、軽量性もあわせ持っている。

特徴のある針は、蓄光塗料のSuper-LumiNova加工が施されている。暗がりでも、マット仕上げブラックのダイアルからくっきりと浮かび上がり、スクエア形状の時計の中で、独特な世界観を映し出している。End

▲山本侑樹(左)と小野直紀