四季を感じ取れる「節気カレンダー」
二十四節気を軸としてデザイン

COMULAは、毎月1日ではなく「立春・立夏・立秋・立冬」にめくることで季節を敏感に感じ取れる、二十四節気を軸とした新しい考え方のカレンダー「節気カレンダー」の販売を2020年11月15日(日)に開始した。

▲「表紙 兼 新年」

同商品は、「春」「夏」「秋」「冬」の四季に、表紙を兼ねた「新年」を合わせた、五枚綴りのカレンダー。たとえば、まだ肌寒い2月3日の立春に「春」のカレンダーに切り替えることで、春らしいイラストとともに、かすかに漂う季節のはじまりを敏感に掴むことができるという。

▲「春」

俳句のための道具ブランド「句具」のアイテムのひとつとして発売するもので、2021 年のテーマは「山」。山を表す四季の季語「山笑う」「山滴る」「山粧う」「山眠る」を軸に、 四季それぞれの季語をイラストにしてちりばめている。イラストは、グラフィックデザイナーの白澤真生による描き下ろしだ。

▲「夏」

▲「秋」

また、山の近くには二十四節気も印字。春なら、春の兆しをほのかに感じ始める「立春」から「雨水」「啓蟄」と、どんどん春めいていく様子を、山に沿いながら感じ取れるデザインとした。

▲「冬」

また、表紙を兼ねている初日の出をイメージした新年は12月7日の「大雪」から使うことができ、版画のような質感の白い山と、そこに重なるさわやかなブルーのラインが美しく、めでたくて清々しい、新年にぴったりなデザインを採用している。四季を感じて、少し変わった視点で一年を楽しめそう。End