自動運転EVによるマイクロ・ロボットタクシー「Mopi」
浜松市にて公道実証実験を開始

▲ タジマEV「タジマ・ジャイアン」

ディープテックのスタートアップ PerceptIn Japan(パーセプティン)は、マクニカと共同で、独自コンセプトによるマイクロ・ロボットタクシー「Mopi」の初めての公道実証実験を、静岡県浜松市天竜区水窪町で実施することを発表した。

Mopiは、自動運転のEVを使用した低速の近距離移動のためのタクシーサービス。車両は、タジマEVが手がける「タジマ・ジャイアン」をベースに、タジマEV、マクニカ、パーセプティンの三社で、PerceptIn DragonFly 自動運転ソリューションによって自動運転化。軽自動車のナンバーを取得し、運行地域限定での公道走行が可能となった。

▲ 自動運転の超小型モビリティ macniCAR-01

また、今回の実証実験は、「自動運転レベル3 + 遠隔操作及び監視」による社会実装に向けたステップとなるもの。実際にラストワンマイル問題を抱える浜松市の中山間部の水窪地域で公道実証実験を行い、利用者の意見収集や運用上の課題を明らかにすることが目的だ。

▲ ビジネスモデル

▲ ソリューション

実験は、2020年11月21日(土)から11月24日(火)までの4日間に実施。走行ルートは、「スーパーやまみち」から「水窪橋」までの市街地旧道約2キロの区間で、途中には「スーパーまきうち」、「水窪小(入口)」、「郵便局」に停留所を設置する。平均速度は10㎞/hを想定、テストドライバーが同乗して緊急時には車両を操作することにしている。End

▲ 走行ルート