PMQが主催し、クリエイト香港（香港特別行政区政府）が後援する香港のデザインイベント「deTour」では、deTour2020 デザイン・ダイアログ特別版「危機とデザイン」が開催される。

今回は、deTourの主要プログラムとしてリアル開催をしていたデザイン・ダイアログを、コロナ禍においても世界のクリエイティブ界の人々と共有するために、ライブストリーミングによるオンラインで日本語配信されることになった。

2日間の開催で両日ともに19時からライブ配信を予定。2020年11月30日（月）は、「PANDAID – design aid for pandemic」と題して、NOSIGNER代表の太刀川英輔が登壇。

▲ 太刀川英輔

自然災害やコロナ禍など日本や香港、世界でさまざまな危機が起こるなか、クリエイティブがどのように芽生えるのか、危機のなかでデザインに求められる社会的な視点、デザインで社会を変革させることなどを、PANDAIDをはじめとする自身のプロジェクトを例にしてトークが行われるという。

12月1日（火）に登壇するのは、Whateverのチーフクリエイティブオフィサーである川村真司。「コロナ禍のクリエーション」と題して、Flock (deTourのプロジェクト)、Robot Viewing、らくがきAR、WFH Jammiesなど、コロナ禍で何を考え、どのように表現を続けてきたのかを、自身が制作に関わってきた具体的な作品を例にトークを展開するそうだ。

▲ 川村真司

なお、deTour2020はバーチャルフェスティバルを開催。ダイアログ以外のプログラムも楽しむことができる。