島根県立美術館、数々の名作建築を残した菊竹清訓をテーマに
企画展「菊竹清訓 山陰と建築」を開催

島根県松江市の島根県立美術館では、展覧会「菊竹清訓 山陰と建築」が2021年1月22日(金)から3月22日(月)まで開催される。

菊竹清訓(1928-2011)は、「島根県立美術館」(1998)の設計を手がけた戦後の日本を代表する建築家。

▲《島根県立美術館》1998年

山陰に数々の名作建築を残し、自邸「スカイハウス」(1958)、「出雲大社庁の舎」(1963)といった作品や、建築運動「メタボリズム」などによって、国際的にも高い評価を受けている。

▲《島根県立博物館》1958年 撮影:高橋菜生

▲《スカイハウス》1958年 撮影:川澄明男

没後10年に開催される同展では、菊竹による山陰の建築を中心に、図面、スケッチ、模型などを展示。生涯を通じて取り組んだ未来都市の構想を紹介し、菊竹建築の魅力を楽しむことができる。

▲《設計の三段階構造》

そのほか、同展では記念講演会やオンラインパネルディスカッション、ワークショップなど、さまざまな関連企画を予定している。End

▲《菊竹清訓》2010年頃 撮影:石黒唯嗣

企画展「菊竹清訓 山陰と建築」

会期
2021年1月22日(金)~3月22日(月)
※火曜休館(ただし2月23日は開館)
開館時間
〔1月、2月〕10:00~18:30〔3月〕10:00~日没後30分
※展示室への入場は閉館時刻の30分前まで
入場方法
感染症対策のため、事前の日時指定による定員制
こちらのサイトから要予約
会場
島根県立美術館 企画展示室
詳細
https://www.shimane-art-museum.jp/exhibition/2021/01/044360.html