NEWS | プロダクト / 工芸
2021.01.14 13:50
創業100余年の愛知・三州鬼瓦の窯元「鬼福製鬼瓦所」は、鬼瓦職人(鬼師)が「伝統×ユーモアで、見た人がくすっと笑ってちょっとHAPPYになること」を目指し、豆を撒かない新たな節分キット「鬼は福」を商品化した。
同社では、従来の豆まきだと大声で豆をまくため、コロナ禍では相応しくないのではないかと考えたそうだ。
鬼瓦は人々の幸せを願って屋根に乗せられてきたこともあり、今回その「鬼瓦」に縁起物である「枡」と「福豆」の3点をセットに。「招福の最強キット」として、静かに福を願って過ごす節分を新たに提案する。
まだ豆が食べられない小さな子供や、年齢分の豆を食べるのが辛い人の代わりに、満面の笑顔で大きく口を開けた「鬼瓦」が「福豆」を食べてくれるのだ。
節分のイベントを楽しんだ後は、福を招くお守りとして、好みの場所に飾っておくのもいいだろう。