情報科学芸術大学院大学（IAMAS）は、岐阜県の情報産業拠点ソフトピアジャパンプロジェクトの一環として1996年に開学した。

IAMASでは、芸術、情報科学、デザインなどさまざまな専門領域を持つ人が集い、各々の専門性を発揮しつつ、時には他の領域に跨りながら、自身の些細な違和感や関心に焦点を当てた制作や研究を行っている。

そこで、第19期生による修了研究発表会および2020年度のプロジェクト研究発表会を、2021年2月20日（土）から2月23日（火）まで岐阜県大垣市のソフトピアジャパンセンタービルにて開催する。

同展覧会は、その集大成として制作した修士研究作品と数々を披露するものである。さらにはプロジェクト研究発表会も同時に開催し、教員と学生（主に修士1年）による、様々な領域を包摂した研究成果を複数展示する。

エッジ（辺）とジョイント（頂点）を繋ぎ合わせることで実世界上で変形するワイヤーフレームモデルを組み上げる体験型作品や、「菊練り」の「コツ」をビジュアライズし、「コツ」の習得をアシストするシステム、初音ミクのイメージのイメージから共同で対話システムをつくるプロジェクトなど多様な作品を楽しむことができる。