パナソニック、劇場などの舞台の見えやすさを判別できる
設計評価手法「View-esT」を確立

▲観客から舞台の見え方シミュレーション(イメージ)

パナソニック株式会社 ライフソリューションズ社は、劇場・観覧施設の最適な計画・運用を支援する設計評価手法「View-esT(ビューエスト)」を発表した。

これは、ラムサの西豊彦と東京都市大学 建築都市デザイン学部 建築学科教授の勝又英明とともに確立した手法で、現在特許を申請している。

劇場やホールなど観覧施設では、計画・設計段階で客席から舞台が見えやすいかを判別することが難しい場合がある。そこで「View-esT」は、計画・設計段階から独自の評価、およびVRによる可視化を通じて、各座席から舞台がどのように見えるかなどを事前に把握、竣工後の施設運用イメージも含めて計画段階から評価を行うことができるという。

▲PCによる座席の見え方シミュレーション

この評価を設計にスムーズに反映させて、より良い施設の実現に繋げたり、新設施設だけではなく、既設施設の現状把握や改修計画にも対応したりできるそうだ。

この手法は、見え方総合評価プログラム、一体感および親密性の計測・数値化・評価プログラム、照明配置評価プログラム、劇場等計画支援VRシステムの4つで構成。劇場・観覧施設だけでなく、スタジアム・アリーナ施設などの計画・設計前段階に重要な要素の検討・判断・共有が可能だとしている。

▲スマートフォンによる座席の見え方シミュレーション

また、VRによって可視化されたデータは、主催者にとっては客観的な視点でチケッティングやマーケティングに応用でき、鑑賞者には事前に購入予定の座席の見え方をスマートフォンやパソコンなどからVRイメージで確認できるので、客観的な評価をもとに検討し、チケットを購入することも可能となる。End