NEWS | サウンド / プロダクト
2021.02.18 15:00
私たちにとって睡眠は、健康を保つための重要な要素である。ただ、ぐっすり眠れたとしても、アラームが耳障りなものだったら、ストレスを感じて睡眠が台無しになってしまうだろう。また、穏やかに目覚めたくても、しっくりとくるサウンドを見つけるのもなかなか難しい。
そこで登場した「OneClock」は、正しい目覚めを導く目覚まし時計である。目覚めのよさが気分や行動に関係するという音響研究もあるそうで、穏やかでしっかりとした目覚めをもたらすさまざまなサウンドが搭載されている。
サウンドを作曲したのは、アメリカのロックバンド「The War On Drugs(ザ・ウォー・オン・ドラッグス)」のメンバーで、2018年にはグラミー賞を獲得したことのあるJon Natchez。
同氏は、OneClock向けに20以上の楽器を使用したオリジナルサウンドを作成。一日のはじまりに、電子音ではない柔らかくオーガニックなサウンドが楽しめるという。
目覚まし時計のデザインはミニマリストなものを採用。本体は頑丈なアルミニウム製で4色展開、フロントパネルとバックパネルはオイル仕上げの無垢材を用いている。
さらに、搭載されている「AI music generator」が、アラーム時に保存されたサウンドのひとつをランダムに選択。楽器やヴォーカルをさまざまに組み合わせてリミックスしてくれるので、毎日同じ曲を聞くことがなく、2度と同じサウンドが現れることはないそうだ。
現在の時間と起床時間は、前面にあるボタンひとつで切り替えが可能。BluetoothやWifi、アプリなどへの接続は一切ない、シンプルでアナログな目覚まし時計である。