三重の美しい自然にインスパイアされた
花本由紀子のエシカルジュエリー

▲「NACHT」

三重の中央に位置する山あいの里「有間野」の美しい自然にインスパイアされて誕生した「ALIMANO」は、ジュエリー作家・花本由紀子が手がけるジュエリーブランドだ。

自然の素材をジュエリーに採用して、ひとつひとつの素材を丁寧にクラフトし、エシカルで唯一無二のジュエリーを創出している。

▲「DEER HORN JEWELRY」

三重では、古来から鹿は「神の使い」として伝えられてきたが、その神聖なるシカが今や、自然環境に被害をもたらす獣害とされ駆除されている。

そこで、単に始末するということではなく、ジビエとして食してありがたくいただこうという動きや、ディアホーンを素材として生かそうとする動きが生まれているそうだ。

その思いから、三重とその土地で育った鹿の角を使い、自然の恵みへの敬愛を込めた、神聖なジュエリー「DEER HORN JEWELRY」を制作。

抽象化された素材に金箔を貼り、陰影を創出。パールを装飾として加え、チェーンを施すことで、深みのある個性豊かなジュエリーに仕上がった。

▲鹿の角原材料

また、伊勢・熊野参りでお守り代わりに愛された「那智黒石」のストーリーをモチーフに「NACHT」をデザイン。

磨くほど黒さと艶を深める素材の特徴を生かすため、数十回に及ぶ磨きを施し、丸みを帯びた形状に加工して、シックな黒できめ細かな風合いに金・銀の装飾を加えた。

▲「NACHT」

柔らかい手触り感が特徴で、種子のデザインは、世界遺産・熊野古道の自然美をモチーフに、自然環境の保全の大切さ(エシカル)を消費者に共感してもらいたいという思いを込めている。End