110周年を迎えた木工家具工場の歴史を紐解く
展覧会「三越製作所 受け継がれる匠の技と美意識」

▲(左)城所右文次デザイン「バンブーチェア」(右)隈研吾とのコラボ レーション「topo」

東京・日本橋三越本店では、110周年を迎えた三越製作所初の展覧会「三越製作所 受け継がれる匠の技と美意識」を、2021年3月10日(水)から3月16日(火)まで開催する。

三越製作所は、1910(明治43)年に三越の前身である「三越呉服店」の家具加工部から始まった、家具製作を手がける木工家具工場。

日本の生活様式が近代化を迎えた時代から、室内装飾と一体となった特注家具から一脚の椅子まで、木取り・組み立て・塗装といったすべての工程を一気通貫で製作してきたという。

▲希少価値の高い絵図面

現在は、ファイブスターホテルや商業施設の建装事業から、住環境のオートクチュール・リノベーションまでを手がける三越伊勢丹プロパティ・デザインの空間デザインの根幹を支える直営木工家具工場としてもの作りを続けている。

▲大田区東六郷にある「三越製作所」内

今回の展覧会では、初公開となる玉座の試作品をはじめ、貴重な数多くの資料を通して、三越製作所の110年に及ぶ軌跡を辿りながら、現代に受け継がれる匠の技とその革新性を帯びた美意識を紹介する。

▲さまざまなサイズの鉋(かんな)

また、三越製作所のものづくりの根底に息づく哲学を伝えるために、工房をイメージした空間を会場内に再現。先人の職人たちから受け継ぎ、今も大切に使い続けられる工具や椅子の木地型板など、製作プロセスが垣間見える現物を展示するとともに、三越製作所の足跡を紹介する映像なども上映する。End

三越製作所 受け継がれる匠の技と美意識

会期
2021年3月10日(水)~3月16日(火)
10:00~19:00(入場は18:30まで)
会場
日本橋三越本店 本館1階中央ホール
詳細
https://www.mitsukoshi.mistore.jp/nihombashi/shops/living/living_stationery/shopnews_list/shopnews0326.html