長野県根羽村の森を活かしたサスティナブルな取り組みを
発信するポータルサイトがローンチ

長野県根羽村は、「源流の水を守る、根羽村の森を活かしたサスティナブルな取り組み」を取りまとめたSDGsポータルサイト「NEVER FOREST 根羽村」を、2021年3月11日(木)に開設した。

森林面積が村の9割を占める根羽村は、水源の保全のため、源流にある森を森林管理を通じて守ることを使命の1つとしているが、近代化による木材価格の低迷や産業構造の激変のなかで急激な過疎化を迎えており、根羽村森林組合や村そのものの持続性は危機を迎えているそうだ。

その中で、課題解決先進村として、小さな山村が中心となって森林・山村問題の解決につながる山村モデルの確立を目指している。

そこで、開設したSDGsポータルサイトでは、根羽村で取り組む挑戦内容、およびそれらの進行状況について随時発信を行っていく。

▲杉の木から織物をつくる「木の布」プロジェクト

▲山地酪農を活かした森林保全活動

同村のSDGsの取り組みの例として、「木の布」プロジェクトは、大阪の「和紙の布」との事業連携を結び、杉材から木の布繊維に加工できる技術を活用、新たな木材資源の活用方法を創出する。

▲エコツーリズム(森林ESD)

▲企業連携での空き家の利活用

そのほか、山地酪農を活かした森林保全活動やエコツーリズム、企業連携による空き家の利活用などを行っている。End