オフィス空間を展示コーナーとして活用
三菱地所本社内に「IDEAS FOR GOOD Museum in MEC」がオープン

アイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」を運営するハーチは、三菱地所とコラボレーションを行い、オフィス空間を活用した展示コーナー「IDEAS FOR GOOD Museum in MEC」を東京・大手町の三菱地所本社内にオープンした。

今回の取り組みは、IDEAS FOR GOODがこれまで紹介してきた世界中のサステナブルなアイテムをキュレーションして、三菱地所本社の空きスペースに展示するもの。

新型コロナウイルスの影響でオフィスへの出勤が制限されるなか、「オフィスに行く理由」も変化し、多くの企業がオフィスを持つ意味やその価値の再考を求められている。

そこで、実際にプロダクトを手に取り、体感できるコーナーとして、「オフィスをミュージアムと見立てる」(Office as a Museum)ことで、オフラインならではの体験と新たなオフィス活用の可能性を提案している。

展示は、毎月テーマを決めて、IDEAS FOR GOODが今まで取り上げてきたプロダクトを中心に、環境問題や社会問題の解決を目指しているプロダクト、都市やまちづくりに関する新たな視点を提供しているプロダクトなどを展示するという。

▲展示例:海洋プラからできた工芸品「buøy」

▲展示例:香港発・水に溶けるビニール袋「#INVISIBLEBAG」

展示場所となるのは同社内の「PERCH(パーチ)」というエリアで、執務に必要な文具類や、休憩のためのスナック、お土産などが置かれており、社員が少し休憩するときに立ち寄れる場所だ。

▲展示例: Patagoniaのペットボトルからできたフーディー

▲食べた飴の包み紙でお気に入りの商品に投票するコーナーを設置

そこに展示を設けることで、仕事の合間にプロダクトを見て、仕事に戻る際にインスピレーションを持ち帰れる仕組みとなっている。ただし、三菱地所の関係者以外は入場することはできないそうだ。End