NEWS | フード・食
2021.04.06 15:15
焼きたてのピザがすぐに食べたいと思っても、近くにピザ屋がないとか、配達までに時間がかかりそうだと思って、注文を諦めてしまう人もいるかもしれない。
そんな悩みを解決してくれる、ピザの自動販売機がアメリカで登場した。スタートアップのPiestroが手がける自販機は、好きな食材をトッピングしておいしいピザをその場で焼いてくれるという、これまでにないマシンである。
ニューノーマルの時代になり、おうち時間が増えるにつれて、テイクアウトやデリバリーへの受容が高まる一方、レストランはコスト削減を強いられたり、顧客の細かい注文に応えたりと、さまざまな課題に直面しているだろう。
そこで、このピザ自販機では、ボタンを押して地元の新鮮な食材を選んだり、アプリから好きなトッピングを選んだりできる設計を採用。3分待つだけで、その街で定番の味と理想的な食感を備えたピザを楽しむことができるのだ。
想定される設置場所としては、集合住宅や病院、オフィスビル、学生寮、娯楽施設などの公共スペースだという。ボタンひとつで24時間365日利用できる便利さも特徴のひとつで、デリバリー会社と提携して、アプリから注文を受け付けて配達するサービスも検討しているそうだ。
また、自販機は非接触での受け取りやと支払いもできるとしており、このピザ自販機が私たちの近くに登場するのもそれほど先のことではないかもしれない。