ユニークな立体的デザインで理想の口溶けを追求した
ダンデライオン・チョコレートの「Large Chips」

米サンフランシスコ発のチョコレートメーカー「ダンデライオン・チョコレート」は、新しいチョコレートチップ「Large Chips」を開発した。

同市は世界中からエンジニアやデザイナーが集まるIT産業のメッカ。同製品は、シリコンバレーに拠点を置くEVメーカーのインダストリアルデザイナーであるレミー・ラベスクが、ダンデライオン・チョコレートの創業者 トッド・マソニスに出会ったことから生まれたという。

同ブランドでは、クッキーなどのペストリー(焼き菓子)に自社製のチョコレートを使う際、テンパリング(チョコレートに含まれるココアバターの結晶をもっとも安定した状態にする温度調整作業)を施した大量のチョコレートブロックを、ペストリースタッフが時間をかけて手作業で砕いてチップ状にしていた。

この工程を効率化するために、両者は独自のチョコレートチップを構想。チョコレートとテクノロジーのコラボレーションにより、理想的な口溶けを追求した「Large Chips」が3年越しで完成したそうだ。

ラベスクが手描きのコンセプトをデジタルツールでデザインに落とし込み、面によって薄さを変えるユニークな立体的デザインが完成。

カカオ本来のフレーバーを純粋に味わうために、シングルオリジンのカカオ豆とオーガニックのきび砂糖という、2つの原材料のみを使用した。

形状はシンプルな立体構造を崩さないようにしつつ、その各先端部分をできる限り薄くすることで、この部分が舌の温度に触れてすぐに溶けだし、チョコレートのフレーバーが瞬間的に、そして段階的に口の中で広がるようになっている。

なお、本商品はMakuakeで応援購入が可能となっている。End