大日本印刷（DNP）と、フランス国立図書館（BnF）は、 BnF × DNP ミュージアムラボ 第2回展「これからの文化体験」を、2021年4月15日（木）から7月11日（日）まで、東京・五反田のDNP五反田ビル 1階にて開催している。

BnFは、 同館の歴史的原点であるリシュリュー館を1721年の創設以来初めて全館改修する「リシュリュー・ルネサンス・プロジェクト」を進めており、2022年のリニューアルオープンを予定している。

リニューアル後は、これまで研究者など一部の人に入場を制限していた同館に新たなミュージアムを設置し、 BnFの貴重なコレクションや資料などをデジタル技術も活用しながら広く公開するという。

DNPはこのプロジェクトに参画しており、BnFのコレクションや空間のデジタル化、および展示システムの開発を担当。 その成果を公開する機会のひとつとして、リシュリュー館のリニューアルオープンに先駆け、東京にて展覧会を開催することになった。

今回は、新型コロナウイルスの影響によりBnF所蔵作品は展示されないが、作品や人の移動が物理的に制限されたなかでも楽しめる、作品や空間の3Dデジタル化を実現。

また、人々が知識と出会い、興味をひろげる4種の鑑賞システム「みどころシリーズ」を構築。スマートグラスやヘッドマウントディスプレイを装着して、仮想的な作品鑑賞もできる。