LAYERが「本」をイメージしてデザインした
バング&オルフセンのスピーカー「Beosound Emerge」

デンマークのオーディオブランド バング&オルフセンは、ベンジャミン・ヒューバートが率いる英ロンドンのデザインスタジオ LAYERとコラボレーションした、スピーカー「Beosound Emerge」を発表した。発売は2021年10月を予定している。

この「Beosound Emerge」、非常にスリムなデザインでありながらも、フルレンジのパワフルなサウンドを提供するスピーカー。寝室の本棚に置いたり、キッチンのわずかなスペースに置いたりと、自宅のさまざまな場所でわざわざスペースを作らなくても使うことができる。

見たとおり本をイメージしたコンパクトな形状で、部屋のなかで目立たないようにシームレスに馴染んでくれるし、また、その造形的なデザインにより、オブジェのように目立たせることも可能だ。

さらに、スピーカーの前面は、まさに本の背表紙のようなデザインで、下部には著者名のように「Bang&Olufsen」のロゴを施している。一方、サイドパネルは、表紙のようにスピーカーを包み込んでいる。

「Black Anthracite」と「Gold Tone」の2色展開で、「Gold Tone」はインテリアをヒントにサイドパネルにはオーク材を使用。背の部分にはKvadratのニットファブリックを採用した。「Black Anthracite」は、ポリマー製のサイドパネルに細い溝をつけて、スピーカーのスリムさを強調している。

また、ユーザーインターフェイスは上部に搭載。軽く触れるだけでボタンを押すことができ、円を描いてボリューム調節するなど、スムーズで感覚的な操作ができる。End