イケア、さまざまな国の地域で雇用の機会を提供する
コレクション「LOKALT」をローンチ

イケアは、さまざまな国で地域の社会起業家とコラボレーションして、その地域で雇用の機会を提供することを目指したコレクション「LOKALT」を発表した。2021年6月の発売を予定している。

同社はこれまでにも社会起業家たちとともに、社会的に弱い立場にある人に対して、長期的な雇用や生計を立てる機会を提供してきた。

今回はヨルダン、タイ、インドで活動する地元のデザイナーとともに、テキスタイルやセラミックのコレクションを展開。バンコクを拠点とするデザインデュオのPloypan TheerachaiとDecha Archjananun(THINKK studio)、アンマンのデザイナー Tania Haddad、デリーを拠点とするIKEAのデザイナー Akanksha Deoがデザインを手がけた。

▲Ploypan Theerachai/Decha Archjananun

▲Tania Haddad

▲Akanksha Deo

▲Maria O’Brian

クッションカバーやラグ、バスケット、ボウルなどは、どれもローカルな伝統にインスパイアされたモダンなハンドクラフトで、これらがその地域でもっとも必要とされている平等やインクルージョン、そして暮らしの基盤を生み出してくれるのだ。

イケアのクリエイティブリーダーであるMaria O’Brianは、「LOKALTコレクションは、プロダクトが作られる場所のストーリーを伝える独特のディティールに溢れています。セラミックからはタイでの食事の様子を、テキスタイルからはアンマンの日々の暮らしを垣間見ることができ、クッションカバーとラグはインドの遺産に触発されたとても表情豊かなデザインとなっています」とコメントしている。End