NEWS | インテリア
2021.05.07 16:00
自宅で過ごす時間が増えている昨今だが、それとともに、家のなかになにか足りないものがあると感じた人もいるのではないだろうか。そのひとつとして、照明器具を挙げることができるだろう。
こうした私たちの生活空間の変化に合わせて、ドイツ・ミュンヘンのプロダクトデザイナーLukas Heintschelが、手軽に持ち運べてどこにでも設置できる照明「Neozoon」を開発した。
この照明は大きな吸盤を備えており、取り付けに工具や接着剤は不要。明かりが必要なところにそのまま簡単にくっつけることができるし、取り外しもすぐにできる。吸盤の跡も残ることがないという。
たとえば、寝る前に子どもと一緒に本を読むとき、あるいは庭で即席のパーティを開くときなど、これまでに明かりがなかったところにNeozoonを持ち込むことができる。そのほか、長旅のときの乗り物やキャンプなどでも使えるそうだ。
Neozoonは日常で使える照明器具というだけでなく、自宅での暮らしの幅を広げ、楽しみをもたらしてくれるものだ。これを使って自由な創造を膨らませることで、身のまわりの空間はよりインタラクティブになり、遊び心のあるものになるだろう。
また、調光も可能で最大の明るさは約180lmを実現。吸盤は数か月間も外れないそうで、バッテリーは6〜12時間も持続するほか、Usb-Cで充電することもできる。素材は100%リサイクル可能だとしている。