3Dプリントの精密な格子状ミッドソールと
超軽量アッパーを備えた「adidas 4DFWD」

アディダスは、データ駆動型の3Dプリントで製作したミッドソールを備えた「adidas 4DFWD」を発表した。

3Dプリンタメーカーの米国 Carbon(カーボン)社と協力し、4年をかけて格子状のミッドソールテクノロジーを開発。アスリートのデータとカーボン社の技術「Digital Light Synthesis™」を組み合わせ、精密な3Dプリントのミッドソールを実現した。

この4DFWDのミッドソールの格子構造は、500万通りもあるとされる格子構造の中からひとつを選び出し採用。また、バイオ素材を40%使用している。

蝶ネクタイの形状をしたFWD CELLは、特に、垂直方向の衝撃を前方に圧縮するよう設計されている。機械試験では、これまでの4Dミッドソールに比べ、その作用は3倍となり、結果として、ランニング中のピーク制動力が15%減少したそうだ。

そして、超軽量のアッパーは、リサイクル済みのポリエステルでつくられた、新しいPRIMEKNITを使用。シームレスな靴下のように足にフィットするという。

カラーは3タイプを用意。まずblack and fluorescent orangeが先行してローンチ。夏までに「Tokyo Collection」を含めたカラーが順次発売予定だ。End