「Karimoku Case Study」による新たなプロジェクト
Case Study 04「Azabu Residence」

カリモクが手がけるライフスタイルブランド「Karimoku Case Study」による新たなプロジェクト、Case Study 04「Azabu Residence(麻布コレクション)」が公開されている。

麻布コレクションは、閑静な住宅街にひっそりと佇む、1988年に建てられた高級マンションの一室をリノベーションするプロジェクトのために作られたコレクション。インテリアデザインは、芦沢啓治建築設計事務所とデンマーク・コペンハーゲンの建築スタジオ Norm Architects(ノーム・アーキテクツ)のコラボレーションから生まれた。

コレクションは、ノーム・アーキテクツによるソファやオットマン、芦沢啓治によるテーブルやベンチなどで構成。これまでのケースと同じく日本と北欧のデザインの原則や美意識を融合している。

ノーム・アーキテクツによると、石やダークウッド、質感のある布地を用いたインテリアには2つのヒントがあるという。ひとつは温かみがあり心地よいスタイルをもつアメリカン・モダニズム、もうひとつは谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」で、より陰影を感じさせる素材を用いたそうだ。

また、芦沢啓治は、「暗いトーンで統一されているにも関わらず、朝、そして昼過ぎに顔を出す太陽光とのコントラスト、夜になりコントロールされた光が空間を満たす時、この家の美しさが際立ちます」と語っている。

このプロジェクトの基礎には、天然素材や落ち着いた色調を使用するという共通の理念がある。触り心地のよさや、ソフトミニマルで時代を超えた品質に重きを置いている点が特徴となっている。End