デザイン生成技術「DeepWear™」を活用して
新たな壁紙のデザインが自動生成される

インテリア内装材・壁紙ブランド「WhO(フー)」は、メディアアーティストの落合陽一が率いるピクシーダストテクノロジーズ(PxDT)と共同で、PxDTが開発したデザイン生成技術「DeepWear™」を用いた壁紙の制作がスタートしたことを発表した。

この技術は、「機械がつくる 人間には提案できないデザイン」をコンセプトに、次々と新しいデザインを自動で生み出すAIシステム。深層学習を用いることで、洗練されたデザインを大量かつ高速に生成することができるという。

今回のプロジェクトでは、WhOが展開する「PATTERNS」シリーズの既存品番のデザインデータを「DeepWear™」に読み込ませ、深層学習によりそれぞれの特徴を捉えた新たなデザインを生成。

既存のデザインをベースにすることで、インテリア空間に馴染む質感やパターン、テイストなどを継承しながらも、AIならではの描画や表現を実現することができたそうだ。

また、自動生成された100点から1点を選び商品化するそうで、2021年7月中旬のリリースを予定している。End