奈良の自然やクラフトマンシップを体感できる
「MIROKU 奈良 by THE SHARE HOTELS」

リビタが展開するライフスタイルホテル「THE SHARE HOTELS」は、9店舗目となる「MIROKU 奈良 by THE SHARE HOTELS」を、奈良県の奈良公園南端に位置する荒池の畔の、ユネスコ世界遺産の興福寺五重塔と春日山原始林を臨む地に、2021年9月にオープンする。

「MIROKU 奈良」は、築31年(1990年築)の地下1階地上4階建てのビルをリノベーション。インテリアデザインには、芦沢啓治建築設計事務所と、奈良県出身で数寄屋大工としての経験を活かし、美術家としても活躍する佐野文彦が率いるFumihiko Sano Studioを迎え、2つの異なる趣きの空間とした。

芦沢啓治建築設計事務所は、自身が関わる家具ブランド「Karimoku Case Study」や「石巻工房」の家具を取り入れながら、普遍的で美しい和の空間に仕上げた。

▲Junior Suite

一方、Fumihiko Sano Studioは、奈良の素材を大胆に配した「はじまりの地」奈良に相応しいプリミティブな魅力が感じられる空間デザインを手がけたほか、エントランスのランドスケープも担当している。

▲The Roots of Nara

施設内には、奈良を拠点とする「NEW LIGHT POTTERY(ニューライトポタリー)」の照明器具や、「sonihouse(ソニハウス)」のスピーカーをはじめ、吉野杉、飛鳥石、宇陀和紙といったアイテムや素材を随所に採用。空間を通して、奈良の自然やクラフトマンシップを体感できる。

▲<1F> CAFE & BAR MIROKU TERRACE

▲<1F> TERRACE

客室はクイーンベッドルームから、ファミリーやグループ利用にも対応できる最大4名定員の部屋まで、全7タイプ44室を用意した。

▲Superior with Mt.KASUGA View

▲Moderate Loft

地上階は、芦沢啓治建築設計事務所がデザインした普遍的で洗練された和のインテリアに仕上げ、窓からは興福寺五重塔や春日山原始林、若草山、荒池が臨める客室とした。

地下階は、Fumihiko Sano Studioが吉野杉の丸太を大胆に用い、ドライエリアには吉野の山肌を景色として再現した客室 「The Roots of Nara」を設えた。End