ミラノサローネ、「デザイン、共有、持続可能」 を目指す
新デジタルプラットフォームを公開

ミラノサローネ国際家具見本市は、出展企業の戦略をサポートする「B2B機能」と、イベントのリーダーシップの向上を狙った「エディトリアル・セクション」を備えた、新しいデジタルプラットフォームを公開した。

このプラットフォームは、ミラノサローネのリーダーシップを高め、戦略や商業、コミュニケーションの観点からフィジカルな側面を継続的にサポートしながら、出展企業の価値を高めるビジネスドライバーとなって知名度を高め、ターゲットとの接触方法と時間を増やし、提供されるサービスを活用することが目的である。

1日に数回、B2BやB2Cを問わず、デザイン、家具、アート、建築、科学技術などのテーマ別に、オリジナルのエディトリアル・コンテンツを更新。これにより、ユーザーはインスピレーションを得たり、最新情報をいち早く入手したり、飛躍的に成長するコミュニティと一年中交流することができるという。

また、企業に焦点を当てたコンテンツでは、企業が自社の歴史や画像、ビデオ、新製品や象徴的な製品などが自由に紹介可能。バーチャルショールームやデジタル・コンタクトチャンネルを利用し、見本市の会期前から会期後まで、ターゲットとの迅速で実りある交流が保証されるなど、そのインタラクティブ性が特徴だそうだ。

さらに、第3のコンテンツとして見本市の関連サービスを用意。来場者のオンライン・チケットサービスや、見本市期間中の予定を立てるための情報提供、展示製品の需要と供給のプロセスを促進するアプリケーションなどを提供するとしている。

なお、ミラノサローネの特別展「supersalone」の詳細はこちらの記事へ。End