徳島の天然藍を使ったAllbirdsの新作
「Wool Runner- Watanabe’s Japanese Indigo」

シューズブランド「Allbirds(オールバーズ)」は、徳島の天然藍を使用したシューズ「Wool Runner- Watanabe’s Japanese Indigo(ウールランナー ワタナベズ ジャパニーズ インディゴ)」を2021年9月17日(金)より数量限定で発売する。

今回、Allbirdsは徳島の工房「Watanabeʼs」の藍師・染め師である渡邉健太とコラボレーション。

▲Watanabe’s 渡邉健太(藍師・染師)

藍染でまず行うのは、藍の葉を発酵・熟成させた染料である「蒅(すくも)」づくり。こだわりが詰まった土壌で、蓼藍を育てて収穫し、細かく刻んで乾燥させ、そこに水を加えて発酵させたら蒅ができあがる。

次に、蒅に灰汁・糖分・水を加えて練りこみ、染め液を作る。こうして染め液が完成したら、染めの作業がスタート。長い月日をかけて作られた染め液に、メリノウールをゆっくり沈め、引き上げて水気を切る。この作業を何度も丁寧に繰り返すことで、鮮やかで奥深い藍色になるのだ。

アッパーはZQ認証メリノウールを、ミッドソールにはサトウキビ由来の「SweetFoam®(スイートフォーム)」を使用。ヒマシ油からつくったインソールはクッション性にすぐれ、足への負担を軽減する。

徳島の豊かな自然が育んだ天然藍と、最高品質メリノウールは相性抜群だとしており、使えば使うほど鮮やかな藍色へと磨かれるそうだ。End