ハーマンミラー、アーロンチェアをサスティナブルに
海洋プラスチックの使用量を増やす

ファニチャーブランドのハーマンミラーは2021年9月1日(水)、同社を代表するオフィスチェア「アーロンチェア」の全製品に海洋プラスチックを使用する計画を発表した。

1994年にビル・スタンフとドン・チャドウィックによって設計され、2016年にリマスターされたアーロンチェア。約30年前に誕生してから現在に至るまで、持続可能性と革新性はつねに進化し続けているという。

同社では、2030年までに海洋プラスチックを含めリサイクル素材の使用率を50%以上にする長期的な目標を掲げており、その一環となる今回は、新色「オニキスウルトラマット」には、1脚あたり海洋プラスチックを最大1.13kg使用。

アーロンチェアの原料の変更により、年間150トン以上のプラスチック(使い捨てペットボトル約1,500万本相当)から海を守ることができると想定している。

また、同社の取り組みには、最近発表されたOE1ワークプレイスコレクションの一部や、ヨーロッパで販売されているセイルチェア、ペデスタルユニットのユーティリティトレー、生分解性ポリエステルを含む100%リサイクル素材を使用したテキスタイルコレクション、テキスタイルコレクションのレベニオなども含まれている。End