デザイナーの「認識のズレ」を紹介する
「デザインの振れ幅展」開催

デザイナー・橋本崇秀が率いる大阪のプロダクトデザイン事務所 TAKAHIDE HASHIMOTO DESIGNは、「デザインの振れ幅展」を2021年10月15日(金)から10月17日(日)まで大阪市天王寺区のギャラリーうえまちにて開催する。

クライアントがデザイナーにデザインを依頼しても、必ず希望通りのデザインになる訳ではない。その原因は、デザインにおける共通認識のズレがあるからではないだろうか。ありふれた言葉でも、お互いの認識が異なれば、デザインは大きく変わってしまうこともある。

そうした認識の差異によって変化したデザインを体験できるイベントが「デザインの振れ幅展」である。

今回は、afuhlen(アフーレン)、谷香里奈堂寛子南政宏の4名のデザイナーに、滋賀県の新しいお土産菓子のパッケージデザインを依頼し、その成果物を展示する。

▲デザインの経験値展 2019

▲デザインとこだわり展 2018

同じオリエンテーション資料から生まれるデザインの振れ幅は、デザインが持つ可能性の大きさであり、相違を生む危険性の大きさでもある。つまり、デザイナーの数だけ答えがあるのだ。

同事務所が主催するデザインイベントは2018年にスタート。3回目を迎える今回は、デザインが生まれるきっかけの繊細さ、不確かさを感じることができるだろう。End

デザインの振れ幅展

会期
2021年10月15日(金)~10月17日(日)入場無料
時間
10月15日:10:00~20:00
10月16日:10:00~20:00
10月17日:10:00~18:00
会場
ギャラリーうえまち
詳細
https://design-event.wixsite.com/osaka