谷尻誠と吉田愛が率いる「SUPPOSE DESIGN OFFICE」の軌跡と
仕事哲学を探る書籍「美しいノイズ」

▲SUPPOSE DESIGN OFFICE/谷尻誠・吉田愛

建築家の谷尻誠と吉田愛が率いる建築設計事務所 SUPPOSE DESIGN OFFICE(サポーズデザインオフィス)の設立20周年を記念した、初のノンフィクションブック「美しいノイズ」が2021年10月1日(金)に発刊。

建築設計の枠を超え、優れた企画力と卓越したデザインで、世の中にインパクトをもたらしてきたサポーズデザインオフィス。

広島・尾道のサイクリスト向け施設「ONOMICHI U2」、東京・渋谷の中心に建つ「hotel koé tokyo」や虎ノ門ヒルズに登場した「虎ノ門横丁」など、「実現できない」と思われる課題を乗り越え、「前例がない」といわれる建築を世の中に生み出し続けている。

▲New Acton Nishi(Australia)

▲Suppose_office_Syasyokudo(Tokyo)

これらの施設はどのような経緯で誕生したのか。また、設計事務所でありながら、街の食堂でもある「社食堂」はどんな発想で生まれ、どうやって実現でき、なぜ自主運営できているのか。そして、さまざまなプロダクトはどんな経緯で企画が生み出され、実現しているのか。

その秘訣は、既成概念のワクを外してみる気づきや、自分らしくしっくりくる価値の創造、そこに至るまでの過程を大切にし、成長する力にあるという。

同書では、2000年の設立から20年にわたる活動・実績のすべてを、長期間にわたる執筆・取材を通して、さまざまなエピソードとふたりの言葉で紹介。900ページを超える一大巨編で、彼らの活動を支える仕事に対する「哲学」を知ることができるだろう。End

書籍「美しいノイズ」

著者
谷尻誠、吉田愛
定価
4,180円(税込)
発売日
2021年10月1日(金)
体裁
A6判/928ページ
詳細
https://www.amazon.co.jp/dp/4074410753