アーティストデュオK-NARF&SHOKOが手がけた
「Made in ピエール・エルメ NEWoMan新宿」

フランスのパティスリー「ピエール・エルメ」のコンセプトショップ「Made in ピエール・エルメ」の新店舗が2021年8⽉15日(日)、東京・新宿のNEWoMan新宿にオープンした。

店舗としてだけでなく、アートワークとしても楽しめる「Made in ピエール・エルメ NEWoMan新宿」は、フランス人と日本人のアーティストデュオ「K-NARF&SHOKO」がデザインを手がけている。

日々の生活のなかにある何の変哲も無いものを、日常を超えたExtra-Ordinaryな写真プロジェクトに作り変えるという同デュオ。

▲フランス人と日本人のアーティストデュオK-NARF & SHOKO

2020年にアトリエを東京から京都に移したことから、伝統的な神社、寺院や庭園、さらには田園、川、山など、大自然との距離が近い新しい地でインスピレーションを受けた風景の写真を撮りためたそうだ。

今回のショップインスタレーションでは、Made in ピエール・エルメからカルトブランシュ(白紙委任状=自由裁量)の招待を受け、その全体をプロデュース。

メインピースとなるのは、彼らが見つけた日本の風景。これらのエレメントを集約し、そこに新たな解釈を加えた、「ネオ・フューチャリスティックな日本庭園」を目指した。

中央には傘を立て、その下には京都の「草花」が広がる。アーカイブ写真からのインスピレーションで、すべてにナンバリングがされており、草花の足元には風にかすかにゆれる稲穂と錦鯉が泳いでいる。

また、「日本庭園」には、季節、雲、風、日差しを自由自在に操れる(と見せかけた)装置を設置。「自然を操れる」と考えること自体が愚かだ、と語りかけるメタファーになっているという。

K-NARF&SHOKOは、身近な道具や素材を使って作品をつくるブリコラージュを行い、写真をただのイメージとして捉えるのではなく、自由に使いこなして、過去と現在、未来がごちゃ混ぜになった、遊び心に富んだ世界を作り上げている。End