顔認証で乗車できるように
パナソニックが新交通システムの実証実験を開始

山万が開発する千葉県佐倉市のユーカリが丘では、新交通システムの山万ユーカリが丘線とコミュニティバスの複数の交通サービスを非接触でシームレスに利用するための顔認証乗車実証実験が2021年9月15日(水)より開始された。

実証実験は、山万、パナソニック コネクティッドソリューションズ社ジョルダンの3社が行うもので、パナソニックが提供する顔認証技術と、ジョルダンが提供する決済・チケット管理システム「JorudanStyle3.1」を採用している。

▲山万ユーカリが丘線ユーカリが丘駅改札口での顔認証のイメージ

これにより、非接触・非対面での本人確認とチケット確認、乗車管理を行い、利用者の「顔」だけでシームレスな乗車ができるようになるという。

▲バス設置の顔認証端末

それぞれの鉄道駅には、パナソニック コネクティッドソリューションズ社が開発した、フラッパーレスでポール型の新デザインを採用した「顔認証ポール」を改札に設置。

約100名のモニターとなる通行者の本人確認を行い、ジョルダンの決済・チケット管理システムでチケット情報確認を即時に実施し、通行を管理するとしている。End