NEWS | インテリア / フード・食
2021.09.21 11:45
熊本市の珈琲回廊(コーヒーギャラリー)がプロデュースするロースタリー兼カフェ「草千里珈琲焙煎所」が2021年9月18日(土)、熊本・阿蘇にオープンした。
阿蘇の代表的な観光地・草千里ヶ浜に完成した草千里珈琲焙煎所の店内は、白を基調とし、正面入口から入った瞬間に鏡に映る阿蘇の自然が目の前に広がる。
店内で一際目立つのが、オランダに本社がある「Kees van der Westen(キース・ファン・デル・ウェステン)」のエスプレッソマシン。
カウンター席やテーブル席、外を見渡せる縁側のようなテラス席などがあり、カウンター席では室内にいながら鏡面に映る草千里を一望できる。
また、珈琲回廊は、熊本城の城下町にて築120年の町屋をリノベーションし、2019年10月にオープンした珈琲豆屋。約11カ国20種類の豆を取り扱っており、注文を受けてその場で生豆から焙煎している。
奥に配置した喫茶スペースでは、心地いい町家の空間を体験できる。2階はギャラリースペースになっており、交流の場としてポップアップなどを開催している。
8月には、珈琲回廊が手がける新和菓子ブランド「虎之助(TORANOSUKE)」が同じく熊本市内にローンチ。
熊本城を築いた加藤清正の幼名を冠した同店は、城の黒く塗られた外壁が印象的であることから、店内に肥後漆喰を取り入れ、黒を基調とした。壁は鏡面、和菓子一点一点を錫のキューブに展示しており、美術館のような空間を楽しむことができる。