生物の循環を追求する
restaurant eatripらによる展覧会「Life is beautiful」

東京・表参道のGYRE GALLERYでは、展覧会「Life is beautiful:衣・食植・住 “植物が命をまもる衣となり、命をつなぐ食となる”」が2021年11月3日(水・祝)から11月30日(火)まで開催される。

東京・原宿の同じ敷地で隣合わせに「restaurant eatrip」と「the little shop of flowers」を構え、20年という月日をともに歩んできた野村友里と壱岐ゆかり。料理と花の本質を見つめれば、どちらも「土」という深いところでつながり合っており、この生業において大切にすべきことは何なのかを互いに探究する旅を続けてきたという。

▲野村友里

▲壱岐ゆかり

食(植)物という生を扱う日々のなかで得た言語化できない感覚や、その瞬間の連続を1冊の本にまとめた共著「tasty of life」(2019年5月刊行・青幻舎)から3年が経つ。2人の探求は、あらゆる生物の循環をもたらす土へと向かい、その循環の一部となれるような技法を、今の時代なりの方法で編みだそうと歩みを進めている。

そこで同展では、土の循環に暮らしがしっかりと寄り添っていたかつての衣食住から何を受けとり、どう生かし、次へとつないでいけばよいのだろうかという探求の過程において、道標となる人たちとともに、想像を羽ばたかせ、考えを深めていく場となる。

今回の「衣・食植」では、美術家で近世麻布研究所所長の吉田真一郎が、古来日本において特別な布であった大麻布を今に蘇らせるべく、現代の紡績・製織技術のもと完成させたばかりの「麻世妙 majotae」にフォーカス。

▲吉田真一郎

土に育まれた大麻草の繊維を採り、積み、紡いだ糸で織り上げられた、知恵の結晶のような古い大麻布のコレクションに触れながら、これからの暮らしに生きる現代の大麻布「麻世妙 majotae」 の可能性について紐解いていく。End

展覧会「Life is beautiful:衣・食植・住 “植物が命をまもる衣となり、命をつなぐ食となる”」

会期
2021年11月3日(水・祝)~11月30日(火) 11:00~20:00
会場
GYRE GALLERY / GYRE 3F