東京・上野にある東京藝術大学のギャラリーショップ「藝大アートプラザ」では、図鑑をテーマにした企画展「図鑑展 Wonderland !」が2021年11月28日（日）まで開催中である。

今回は、技法、素材、思考を凝らして作品を創り上げる藝大のアーティストによる作品と、図鑑で標本画、細密画を手掛ける作家たちの職人の粋を極めた作品を展示。

参加作家は72名。図鑑の世界を表現したアートや図鑑からインスパイアされた作品など、作品数は約700点で、全作品が購入可能だ。

自在・置物作家の満田晴穂と若手彫刻家の瀬戸優の作品はすべて抽選販売。そのほか、妖怪画を手がける平良志季、ペンによる恐竜の解剖画の小田隆なども出品しており、絵画だけでなく、ブロンズや木彫、石彫などで制作された彫刻作品が楽しめる。

また、小学館の「図鑑NEO」のなかから「動物」「植物」「鳥」「恐竜」「宇宙」の5ジャンルで活躍中の5名の作家の作品も展示。藝大ではなかなか見られない図鑑の世界を精緻に表現した作品の数々は必見だそうだ。