トラベルブランド「moln」が始動
大地を感じるデザインは柴田文江が担当

frankyは2021年冬に新しいトラベルブランド「moln(モルン)」をローンチする。ニューノーマル時代の旅の準備を通して、新たな体験とその楽しみ方を提案するブランドで、再び安心して世界を旅する日への願いを込めてスタートすることになった。

10月4日(月)にはティザーサイトが公開され、これに合わせて、バーチャルトラベルコンテンツ「I Miss Traveling」も同時公開。空港ロビー・航空機での離着陸・世界のさまざまな都市を音で楽しめる体験などを提供するしている。

ブランド名は、スウェーデン語で「雲」を意味する言葉に由来する。旅先でふと空を見上げた時に浮かぶ雲のように、場所・時間・空気によって変化しながら、地球上のどこでも柔らかに感じられる存在でありたいという想いを込めたという。

地球上の自然をベースとしたコンセプトで、多様な価値観に寄り添うジェンダーレスなデザイン、カーボンオフセットなど地球環境に配慮した取り組みを展開する。

デザインパートナーにはプロダクトデザイナーの柴田文江を迎えた。ティザーサイト内でイメージ公開したスーツケースのファーストコレクションは、大地を感じられる岩・赤土・炭をモチーフにレザー(合皮)とポリカーボネートを基調としており、ジェンダーや世代や公私を問わずあらゆる価値観に寄り添う形を表現したそうだ。

柴田は、「旅がもつ非日常性を表現しつつも、現代の移動に最適な機能を満たす旅の道具としてデザインしたものです。スーツケースはプロダクトの中でも製造条件が複雑なアイテムなので選択肢が限られていますが、molnは自由な旅のスタイルを提案したいという想いをカタチにしました」とのコメントを寄せている。

また、ロゴおよびサイトデザインは岡本健(岡本健デザイン事務所)が設計。年内に東京・表参道エリアにてオープン予定の実店舗は、ケース・リアルの二俣公一が店舗設計を手がけている。End