デザイナー・柳原照弘が手がけた
Kvadratの新作テキスタイル「HAKU」

デンマークのテキスタイルメーカー Kvadrat(クヴァドラ)は2021年10月、デザイナーの柳原照弘が手がけた新作テキスタイル「HAKU(ハク)」の日本展開をスタートする。

タイムレスな表情を持つ「HAKU」は、Kvadratで初のコーティングテキスタイル。耐久性に優れ、汚れを簡単に拭き取ることができる防水性テキスタイルで、病院や医療環境など、使用頻度の高い空間に適している。

▲ASAGINEZU

▲HAIZAKURA

また、薄いファブリックの層にシリコンコーティングされたポリウレタン生地を重ねることで、従来のコーティングとは異なる、繊細な質感やソフトで上質な手触りを生み出している。

▲KOKIKUCHINASHI

▲HAIJIRO

エアリーな中間色から存在感のある色彩まで28色を展開。美しいグラデーションは、自然の表情や季節の移ろいから生まれてきた日本の伝統色からインスピレーションを得ているという。

日本最古の和歌集である「万葉集」以来、さまざまな色彩が美しい言葉で描かれてきた。柳原は、「⽇本に古くから伝わる着物ですが、⼈々は、表と裏の表情の違いや、光が布を透過するときに⽣まれる僅かな⾊の変化にも美しさを⾒出してきました」とコメントしている。End