京セラ、「みんなが食べられる」
食物アレルギー対応サービス「matoil」をローンチ

▲matoilごちそうキット

京セラは、同社の新規事業「アイデアスタートアッププログラム」の第1弾として、食物アレルギー対応サービス「matoil(マトイル)」をスタートする。

食物アレルギーのある子どもがいる家族は、使用できる食材が限られたり、総菜を利用しづらかったりと、日々の家庭料理について負担になることがあるという。また、日常の食事だけでなく、外食や旅行にも行きづらいとされる。

▲ごちそうキット調理後イメージ

そこで「matoil」では、これらの課題に対して、誰もが食べたいものや食べられるものと出会い、選ぶことを楽しめるように、食物アレルギー対応の食事の機会を提供することを目指している。

2021年10月25日(月)からは、誕生日などの記念日向けに、食物アレルギーや嗜好に合わせてオーダーメードで提案するフルコースのごちそうキット「anniversary meal kit」の予約販売を開始した。

▲anniversary meal kit

今回は、外食事業者のアレルギー対応支援などを行うNPO法人「アレルギーっこパパの会」理事長の今村慎太郎氏、東京で10年以上のアレルギー対応実績があるイタリア料理店「il sole(イル ソーレ)」の辻正博シェフ、そして卵・乳製品・小麦を使わないケーキなどを販売する千葉県の「お菓子な工房 もえぎ」の安達康平パティシエが協力。

今後はデーリーミールキットの販売や、食物アレルギーのある人が食を楽しめることをテーマとした料理教室の開催など、事業化に向けたさまざまなサービスを展開する予定だ。End