中東の最新のデザインが集結
「ドバイ・デザインウィーク」の見所を紹介

UAE・ドバイでは、2021年11月8日(月)から11月13日(土)まで、ドバイ・デザインウィークが開催されている。UAEを拠点とする デザイナー430名と560社が参加し、260を超える無料イベントやアクティビティが行われている。

ハイライトは、国内外の150を超えるブランドやデザイナーが集結する、中東地域を代表するデザインフェア「Downtown Design」。

5ヶ国がコレクティブ・ショーケースを開催し、限定版やオーダーメイドデザインを紹介する「Downtown Editions」では、さまざまデザイナーやスタジオが最新のデザインを披露している。

▲Kvadrat

▲Vitra

▲DesignKraft

▲ARIJIAN|Jian Yoo

中東10か国・29大学から78人の学生が参加する「MENA Grad Show」では、テクノロジー、科学、デザインの分野における60の革新的なアイデアとソリューションを紹介。

砂漠で植物の種を植えるソーラーパワーロボット、家庭でオーガニック・スーパーフードを作るデバイス、認知症患者のルーティンを把握するアプリなどが出品されている。

▲A’seedbot

▲Warden

▲THEMIS

▲SLEEYE

さらに、没入型のマルチメディア展覧会「2040: d3 Architecture Exhibition」では、Beyrac ArchitectsDabbagh ArchitectsMEANRMJM DubaiTariq Khayyat Design Partnersという5つの建築オフィスが、ドバイの20年後の姿のコンセプトを提案。

▲2040: d3 Architecture Exhibition

また、中東、北アフリカ、南アジアのクリエイティブなデザイナーのためのプラットフォーム Abwab 2021では、「再生する建築」と「回復のデザイン」のテーマに対して、ドバイを拠点とする建築家 Ahmed El-Sharabassyによるパビリオン「Nature in Motion」が受賞した。

また、レバノン・ベイルートからは50人のプロデザイナーと若手デザイナーが参加し、「Beirut Concept Store」を開催。テーブルウェアや文房具、本や小さなギフトアイテムなどをラインナップし、レバノンのクリエイティブの多様性と才能を紹介している。End

▲Beirut Concept Store