子どものアイデアを形にした
土屋鞄の鬼退治専用「カブト鞄」

土屋鞄製造所は、子どもの理想の鞄のアイデアを実現する企画「こんな鞄があったらいいな」の第2弾として、いつでも鬼退治に行けるようにかぶると兜(カブト)になり、肩がけするとショルダーバッグになる「鬼退治専用『カブト鞄』」を2021年11月16日(火)に発表した。

今回の作品は、2021年5~6月に小学生以下の子どもを対象にアイデアを公募。応募総数128通の応募のなかから、広島県在住のはるきくん(5歳)の「鬼退治に行くために、頭にかぶれる兜のような鞄が欲しい」というアイデアが選ばれた。

制作はまず、応募したイラストをもとに、「よくする遊びは?」「どんな色がすき?」など、はるきくんの好みをヒアリングするところからスタート。要望を叶えられるように、同社のデザイナーと職人がはるきくんとオンライン会議を重ね、日常では肩から掛けられるショルダーバッグになり、鬼がひとたび現れたら兜(カブト)として帽子に変形する2way仕様を採用した。

スリムな見た目ながら、メイン収納部に加えて外ポケットも搭載。手裏剣はいざというときにすぐ取り出せ、冒険に必要な地図もすっぽり収めることができる。また、鬼がいつ現れても刃を抜けるように、刀を差せるデザインにしたのもポイントだ。

▲応募時のはるきくんのイラスト

また、ランドセルやバッグの製造過程で出た余り革を素材として使用。普段のランドセルやバッグ製造では、1枚の革からなるべく余すことなくパーツを切り出しているが、今回はどうしても使用できない端切れの部分を再利用したそうで、硬さや色がバラバラな個性豊かな牛革をパッチワークのように兜型に仕上げている。End

▲アイデア発案者・はるきくん

鬼退治専用「カブト鞄」期間限定展示

会期
2021年11月17日(水)~11月29日(月)
営業時間
11:00~18:00 ※火曜日定休(臨時休業あり)
会場
ランドセル専門店「童具店・広島」(広島市西区)
詳細
https://tsuchiya-randoseru.jp/pages/shop-hiroshima

▲「こんな鞄があったらいいな」第1弾「なっちゃんの花束専用鞄」

▲「運ぶを楽しむ」シリーズ「スイカバッグ」

▲「運ぶを楽しむ」シリーズ「雪だるまバッグ」

▲「運ぶを楽しむ」シリーズ「ワイングラスバッグ」

▲「運ぶを楽しむ」シリーズ最新作「水切り石バッグ」

▲ランドセル専門店 童具店・広島