松屋銀座と日本デザインコミッティーによる
デザインコレクションのバーチャルストアがオープン

東京・銀座の松屋銀座は2021年11月17日(水)、同店ウェブサイトに初のバーチャルストア「デザインコレクション バーチャルストア」をオープンした。

コロナ禍によりインターネットでの買い物は急速に普及したことから、松屋も顧客の購買方法のひとつとして、オンラインストアの強化を進めてきたという。そして今回、リアル店舗ならではの商品発見やブランド体験を、実際に店舗に行かなくても楽しめるバーチャルストアを開設した。

デザインコレクション」は、1955年に松屋と日本デザインコミッティーが協力して作った、松屋銀座7階にあるデザインのセレクトショップで、すべての商品が日本デザインコミッティーメンバーの審美眼により選び抜かれているのが特徴だ。

バーチャルストアでは、デザインコレクションで扱う約700点のうち、創設当初からのアイテムや最新アイテムなど約100アイテムをラインナップ。

▲「バタフライスツール」(51,700円/1956/天童木工/柳宗理)

▲「DECISION」(19,250円/Country Living/ブルクハルト・ヴェンデル

制作は、国宝や世界遺産、寺社文化財などのデジタルアーカイブを制作するDiOが担当。8Kを超える高細密な画質や商品の 360°回転などが楽しめ、VRで没入感のある来店感覚を体験することができる。

また、商品特性に応じて、動画でプラスアルファの情報を提供。美しい音色とユーモラスな動きのオルゴールや、小気味よい音を鳴らして落ちるマテリアルの動きや音の魅力、折りたためる椅子やワンプッシュで開閉する折り畳み傘の機能性などを分かりやすく伝えるそうだ。End

▲「G型しょうゆさし」(大:1,870円 小:1,650円/1958/白山陶器/森正洋)