配送者のための電動バイク「:work」
CAKEが新シリーズ開発

スウェーデンの小型電動バイクメーカー CAKEは、移動しながら働く人やラストワンマイル配送を行う人のためのバイクシリーズ「:work」を発表した。

パワフルで耐久性のあるモデルで、料理や小包の配達から職人や業者の移動まで、専門的な仕事をこなす人のために設計された同シリーズ。環境に優しいサービスや配送が求められるなか、CO2排出量を抑制するプロ仕様の電動バイクになるという。

▲Makka :work

パワーや可動範囲、効率、容量などを最適化するとともに、1日フルで活動できるように航続距離が増加。ツールやフードデリバリーボックスへ電力を供給することもできる。牽引力を向上させる一方、ハンドルバーを短くするなど、よりコンパクトなデザインを実現することで、自動車のあいだを縫って走ることもできるそうだ。

今回は既存モデルをベースに3モデルをラインナップ。都市通勤者向けの「Makka :work」は、最高速度が45 km/hと25km/hの2タイプがあり、最大出力が増加。航続距離は最大110 kmで、新しいアクセサリーを使えばより多くの荷物を運ぶことができる。また、外部電源コンセントを使って電動工具を使用することも可能だ。

▲Ösa :work

モジュラー式のユーティリティタイプ「Ösa :work」には作業台があり、後部は小型トレーラーを牽引することも可能。最高速度は25・45・90km/hと3タイプがあり、アクセサリーを使って最大1,500リットルの荷物を運ぶことができる。こちらも電動工具などに電力を供給することができるそうだ。

▲Kalk :work

また、オフロードタイプの「Kalk :work」は、18インチのオフロードタイヤを搭載。3つの運転モードのなかからユーザーのニーズに合わせたものを選ぶことができる。荒れた地形を走らなければならない監視・パトロール作業などに適していて、シート後部には荷物を運ぶためのラックも付属している。End